前田美波里-美女CMの第1号はこの人! 春のCM特集2010

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雑誌やテレビでおなじみの「CM女王」という言葉を生み出したCM総合研究所。20年以上にわたってテレビCMの好感度調査や、広告効果の研究分析を続けてきた同研究所の代表・関根建男氏に、美女CMのはじまりから現在までの歴史、それぞれの時代の傾向を聞きました。

美女CM第1号は、一晩でポスターがなくなるほど話題に!

——美女をCMに起用する狙いとは、何なのでしょうか?

視聴者は人と商品を関連づけて思い起こすことが多いんですよ。だからCMにおいては、女優をはじめとした有名タレントを起用することが好感度の獲得には絶対に有利です。さらに、最初は注目度が低かった商品でも、そのCMに出演した女性タレントがブレイクすると、それに比例して商品自体の人気もアップしていくという効果もあるんですよ。

——現在、その存在が当たり前になっている美女CMですが、第1号と言えるCMは何ですか?

1966年に前田美波里さんを起用した、資生堂の「サマーキャンペーン」のCMですね。前田さんが大胆な水着姿になったCMで、有名なCMディレクター・杉山登志さんが手がけたものです。全国の資生堂ショップに張り出したポスターが盗まれて、一晩でなくなるほど話題になりました。


——前田美波里さんが登場する以前、CMでの女性タレントはどのような存在だったのでしょうか?

それまでは、割とマスコット・ガールのような添え物的な扱いだったんです。当時はテレビよりも映画の方が影響力があったので、映画女優を起用するのが一般的でした。なかには映画俳優ではなく、子役をうまく出して、それなりにヒットしたCMもありましたが。そんな状況のなか、前田さんは映画での知名度を借りずに、テレビCMで大ブレイクした女性タレントの第1号と言えるでしょう。